【フォーカス】SHIFT/障害者雇用 個々人に「カルテ」作成 不調の兆候など記載 1年後定着率は9割誇る
2025.07.17
【労働新聞 フォーカス・企業事例】
テストや映像の制作などで活躍
IT総合商社の㈱SHIFT(東京都港区、丹下大代表取締役社長)は、ビジネスサポート部で約200人の障害者を雇用し、個々人の特性や得意領域に合わせてソフトウェアテストや事務作業、アートグッズの販売など多様な業務を任せている。採用内定後、一人ひとりに作成する「マイカルテ」には、不調時のサインや会社に求める配慮をまとめている。社内に精神保健福祉士などの有資格者をメンタルヘルス担当者として配置し、毎朝、睡眠や服薬状況の確認も行う。丁寧な支援が実を結び、新規採用者の1年後定着率は業界平均を大きく上回る87%を誇る。…
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令和7年7月28日第3506号15面 掲載