『元漫才師の交友録』の連載記事

2020.12.17 【労働新聞】
【元漫才師の交友録】最終回 細田昌志② 真実を求めてタイへ/角田 龍平

 2020年12月9日。元プロレスラーのキラー・カーンさんが女性を自転車で轢き逃げした容疑で書類送検されたというネットニュースを読んで、7年前の秋の夜のことを思い出した。  その日、東京へ出張していた私は、旧知の友人2人と新宿の居酒屋で飲んでいた。そこへ遅れてやって来たのが、細田昌志さんだった。構成を担当しているテレビ番組の生放送後に駆け……[続きを読む]

2020.12.10 【労働新聞】
【元漫才師の交友録】第69回 細田昌志① 沢村忠の本が話題に/角田 龍平

 2020年11月某日。その日は朝から法律事務所で、カバーを外した重厚な書物を読み耽っていた。隣のデスクで働く司法書士の妻は、法学者の書いた会社法だか民事訴訟法の法律書を調べていると思い込んでいたらしい。妻が仕事を終え帰宅してから8時間後、ようやく大著との格闘を終えた私は、深夜の事務所でひとり快哉を叫んだ。「細田さん、すげえ!」。  細田……[続きを読む]

2020.12.03 【労働新聞】
【元漫才師の交友録】第68回 エムカク(明石家さんま研究家)/角田 龍平

 2020年11月22日。日曜日の夕刻に家族と京都市動物園にいた私のSNSに、「明石家さんま研究家」エムカクさんから写真を添付したメッセージが届いた。  突如泣き出した父の顔を3歳の娘が訝し気に覗き込んだ。動物園で感動の涙を流す中年男は滅多にみかけない。他の来園者の目には、無類の動物好きと映ったようだ。「令和のムツゴロウ!」「和製シートン……[続きを読む]

2020.11.26 【労働新聞】
【元漫才師の交友録】第67回 塩田武士③ ユーモアの源流は…?/角田 龍平

 今秋映画化された塩田武士さんの小説「罪の声」(講談社)は、70万部を超えるベストセラーだ。11月2日発売「AERA」の「現代の肖像」は、時の人となった塩田さんを特集した。同誌によると、高2のときに〈「セクション34」という名前の漫才コンビを結成し、関西のお笑いコンテストに出場する日々を送る。「ステージでは毎回滑りまくった」というが、人を……[続きを読む]

2020.11.19 【労働新聞】
【元漫才師の交友録】第66回 塩田武士② 英国自費取材の執念実る/角田 龍平

 3年前の春、平成24年に刊行された塩田武士さんの小説『ともにがんばりましょう』が文庫化された。新聞社の労使交渉を描いた同書の解説に、私は次のような書き出しから始まる原稿を寄せた。  〈かい人21面相え ばれてるで よんだら きけん つみのこえ  私が著者の小説『罪の声』の広告に寄せた惹句である。グリコ・森永事件をモデルにした『罪の声』の……[続きを読む]

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