【新型コロナを乗り切る!産業保健と働き方改革】第13回 ストレスチェック② “前向き”指標注目を 職場の取組みで向上可能/髙倉 一樹

2020.10.01 【労働新聞】
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いきいきした状態か

 今回は、ストレスチェックに関連して注目されているポジティブ心理指標である「ワーク・エンゲイジメント」について解説する。

 現在、多くの企業で取り入れられている厚生労働省推奨の職業性ストレス簡易調査票は、長時間労働や人間関係ストレスなど職場での心的負担(ストレス状況)や、従業員の体調の悪化(ストレス反応)を確認することを主目的としている。その一方で、従業員一人ひとりのストレス耐性や、前向きなモチベーションに関する質問項目はほとんど入っていない。しかしストレスチェックの目的は、職場のストレス状況や体調の問題を把握することだけではなく、従業員がいきいきと仕事に取り組めるよう職場のメンタルヘルス対策を推進することにある。このため従業員の強みやパフォーマンス、生産性などのポジティブな要因を評価する指標として、近年ワーク・エンゲイジメントという概念が注目されている。…

筆者:産業医事務所セントラルメディカルサポート 産業医 髙倉 一樹

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令和2年10月5日第3275号13面 掲載

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