【働き方が変わる雇用保険法等改正法】第1回 法律の概要 70歳まで就業機会確保 兼業者の“安全網”整備も/阿部 正浩

2020.07.02 【労働新聞】
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6法律を束ねて国会審議

 令和2年3月31日、雇用保険法等の一部を改正する法律(令和2年法律第14号)」が公布された。雇用保険法等とあるのは、雇用保険法をはじめ、高年齢者雇用安定法、労災保険法、労働施策総合推進法、労働保険徴収法、特別会計法を束ねて国会審議に附したためだ。

 今回の改正の主な趣旨は、(イ)高齢者や複数就業者等に関する就業機会の確保やセーフティネットの整備等を図るための必要な措置をとること、そして(ロ)失業者や育児休業者等への給付等を行う基盤である雇用保険制度の安定的な運営等を図るための財政運営の見直しを行うこと、となっている。さらに、2年間に限った保険料率および国庫負担の暫定的な引下げ等も今回の改正に含まれている。

 このうち、高齢者者の就業機会の確保および就業の促進については、具体的には次の2つが採られる。…

筆者:中央大学経済学部 教授 阿部 正浩

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令和2年7月13日第3264号6面 掲載

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