【送検事例】是正指導に従わず事前送検

2020.04.10 【安全スタッフ】
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 石川・金沢労働基準監督署は、アーク溶接をしていた労働者に有効な呼吸用保護具を使用させていなかったとして、金属製品製造業の会社と同社代表取締役を安衛法違反容疑で金沢地検に書類送検した。同労基署は数年前から是正指導を行っていたが、同社は改善をみせなかった。労働災害は発生していないものの複数回の是正指導に従っておらず、いわゆる事前送検に当たる。(R2・2・10)

事件の概要

 令和元年7月8日にアーク溶接をしていた労働者に対して有効な呼吸用保護具を使用させていなかったとして、金沢労基署は金属製品製造業の会社と同社代表取締役を安衛法違反の疑いで、金沢地検に書類送検した。

 同労基署は数年前から複数回にわたり、…

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2020年4月15日第2352号 掲載

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