【短期集中連載】安全維持のためのダイバーシティマネジメント 第4回 異文化間のコミュニケーション/川西 由美子

2019.04.09 【安全スタッフ】
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寄り添う姿勢で安心感を

 人手不足対策として、外国人を労働者として取り込む現場が年々増加している。多様な人材を積極的に活用するダイバーシティが急務となっているが、「一人ひとりの能力を引き出すためには、お互い理解し合い、言葉の壁、文化、習慣の違いからくる考え方の差を埋めていくことがポイント」と川西所長はいう。今回は、外国人との考え方の差の埋め方を異文化間コミュニケーション学の観点で紹介する。現場で働く最低限の考え方が身に付いてない場合が多く、「まだ学習していない技術」として根気強く教え込むことが大切という。

日本人の感覚で指導しない

 日本での外国人労働者の増加が著しい国は、前年比11.1%増加のベトナム29万1494人、次いで、ネパール6.6%増の8万5321人です。これらの国からの外国人労働者が口にする労働現場の問題点には①教えてくれないで、強い口調で怒られる。自分は悪くないのにひどい扱いをされる。②季節の感覚がつかめず、体調不良になる――などがあげられます。

 ダイバーシティマネジメントのポイントとして外国人のリーダー的存在の人で通訳機能を持っている人とコミュニケーションをしっかりとることをお勧めします。この人が…

筆者:ランスタッド㈱ EAP総研 所長 川西 由美子

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平成31年4月15日第2328号 掲載

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