【送検事例】フォークの無資格運転が常態化

2018.07.26 【安全スタッフ】
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 埼玉・春日部労働基準監督署は、フォークリフトの無資格運転をしたとして建設会社と同社職長を安衛法違反容疑でさいたま地検に書類送検した。工場の騒音対策工事現場で職長がフォークをパネルのそばに寄せようとしたところ、運転操作を誤り労働者に激突。病院に入院後、死亡した。運転をしていた職長は資格を持っておらず、現場では無資格者の運転が常態化していた。(H30・6・5)

事件の概要

 事故は、工場の騒音対策工事現場で発生。同社は、防音パネルの取り付けを請け負っていたが、パネルの一部で不具合が起きた。職長がフォークリフトを運転してパネルのそばに寄せ、足場の代わりにしようと動かそうとしたところ、操作を誤り急発進してしまった。パネルに当たりそうになり、急ハンドルを切ったが、75歳の労働者に激突。労働者の左足は粉砕骨折となり、病院に入院することとなった。左下肢の切断手術を受けたものの、術後の経過が思わしくなく、多臓器不全で死亡した。…

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平成30年8月1日第2311号 掲載

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