【送検事例】クレーン機能使わず用途外使用

2015.03.15 【安全スタッフ】
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 千葉労働基準監督署は、建機の用途外使用をしたとして建設会社と同社職長を安衛法違反の疑いで千葉地検に書類送検した。千葉県市原市の配管敷設工事現場で、ボーリングマシン設置用架台を組み立てる際、ドラグ・ショベルのクレーン機能を使用することなく、H形鋼のつり上げ作業を行ったもの。このため、荷が玉掛け用具から外れて落下、被疑者である職長に直撃し、死亡した。(H27・1・13)

事件の概要

 事故は昨年7月10日、千葉県市原市の配管敷設工事現場で発生した。ボーリングマシン設置用架台を組み立てるため、労働者がクレーン機能付きドラグ・ショベルでH形鋼のつり上げ作業を行っていたところ、荷が玉掛け用具から外れて落下。何らかの理由で荷の下にいた…

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平成27年3月15日第2230号 掲載

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