【送検事例】無資格でクレーンを運転

2015.12.01 【安全スタッフ】
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 長崎・佐世保労働基準監督署は、クレーンの無資格運転で機械器具製造業の個人事業主を安衛法違反容疑で長崎地検佐世保支部に書類送検した。重さ3.7tの鉄板の運搬作業でクレーン・デリック運転士免許を持っていないにもかかわらず、つり上げ荷重15.2tのクレーンを運転したもの。その結果、個人事業主が操作するクレーンにより、労働者がつり上げていた鉄板に挟まれ死亡した。(H27・10・8)

事件の概要

 産業機械などの製造業の事業場構内で、個人事業主が重さ約3.7tの鉄板の運搬作業をしていたが、クレーン・デリック運転士免許がないにもかかわらず、つり上げ荷重15.2tのクレーンの運転業務を行った。

 その結果、個人事業主の操作するクレーンにより、…

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平成27年12月1日第2247号 掲載

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