【産業カウンセリングの現場から】第85回 自己理解へアセスメントツール活用を

2014.12.01 【安全スタッフ】

職場不適応の打開へ

 以前からいわれている3年離職率はいつまで経っても変化しない指標となっています。このような状況を打開するため、若年者に対して適切な職業選択のできるさまざまなツールが開発されてきました。 

 ホランドの職業選択理論では、「人は、自分のもっている技能や能力が生かされ、また自分の価値観や態度を表現でき、かつ、自分の納得できる役割や課題を引き受けてくれるような環境を探し求めている」とあり、人は自分の能力・適性に合った職業やその環境を求めていることが示されています。さらに「同じ職業に就いている人々は、類似したパーソナリティ特性とパーソナリティ形成史を示すものが多い」と職場環境には似通った価値観や適性を持った人たちが集まっていることを示しています。

 職業経験の少ない若年者に対するキャリア支援で、アセスメントツールを活用することは、有効な手段だといわれています。しかし、その使い方を見るとコンピューターで判定した結果をそのまま返したり、実施の仕方を勝手に変更する使い方も見られるようです。…

執筆:日本体育大学体育学部 教授 教職教育研究室 本間 啓二

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掲載 : 安全スタッフ 平成26年12月1日第2223号

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