【産業カウンセリングの現場から】第75回 「心の健康づくりの支援術」を体系的に

2014.07.01 【安全スタッフ】

経験則を整理して

 一般に「カウンセリング」は「心の健康」を考えるうえで、最も想像しやすい取組みの一つと思われます。一方で、職場の心の健康づくりを推進するには、カウンセリングだけでは限界があることはいうまでもありません。では、職場の心の健康づくりには、どのような技術や能力が求められるのでしょう。具体的な技術や能力については、経験則としてしか語る術がないのが現状ではないでしょうか。

 経験則に基づく試行錯誤は、あらゆる事業場に柔軟に対応できる一方で、支援の属人化や質の維持向上を難しくしてしまう可能性は否めません。結果的に、新たな専門家の体系的な育成も難しく、自分なりの支援のあり方をつかむまで暗中模索することになりかねません。こうした難しさを乗り越え、試行錯誤の道筋に光を照らすには、経験則の体系化、つまり「心の健康づくりの支援術」を整理することが役に立つかもしれません。「アウトリーチコンピテンス」は、主に事業場外資源としての効果的な関わりを振り返るうえで、重要な概念になり得ると考えられます。…

執筆:産業医科大学 産業生態科学研究所 精神保健学研究室 助教 真船 浩介

この記事の全文は、読者専用サイトにてご覧いただけます。
読者専用サイトへログイン 読者専用サイトへはこちらからログインしてください。
※読者専用サイトは、定期刊行物(労働新聞または安全スタッフ)の購読者専用のサイトです。詳細・利用方法は、読者専用サイトのご案内をご覧ください。
掲載 : 安全スタッフ 平成26年7月1日第2213号

あわせて読みたい

ページトップ