【髙井伸夫弁護士の愚考閑話録】第13回 コンプライアンス 本質は「良心経営」 怠れば社会的制裁も

2016.02.01 【労働新聞】

 「道徳を忘れた経済は罪悪であり、経済を忘れた道徳は寝言である」「道徳なき経済は経済に非ず。経済なき道徳は道徳に非ず」――前者は二宮尊徳、後者はその思想から大いに影響を受けた日本資本主義の父、渋沢栄一の言葉である。これらが指摘するのは、資本主義経済において経営者が最優先で取り組むべきは、より良い物やサービスを生み出し消費者や社会に貢献しようとする良心的な創造・生産活動であり、利益は結果としてもたされるのだという戒めであろう。この思想こそが企業の社会的責任の本質なのである。…

筆者:髙井・岡芹法律事務所 弁護士 髙井 伸夫

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掲載 : 労働新聞 平成28年2月1日第3051号7面

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