【ぶれい考】ライドシェア 解禁前に保護策検討を/鎌田 耕一

2023.11.09 【労働新聞】
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 岸田総理は、10月23日の臨時国会の所信表明演説で、地域交通の担い手不足や、移動の足の不足という深刻な社会問題に対応するために「ライドシェア」の課題に取り組む考えを示した。今年の夏頃から、一般のドライバーが自家用車を使って有償で人を運ぶ「ライドシェア」の解禁が取り沙汰されていたが、これにより議論が本格化することになろう。

 「ライドシェア」は和訳すると「相乗り」だが、主な検討対象となるのは、プラットフォーム事業者がアプリを用いて顧客とドライバーを仲介する「営利的ライドシェア」である。現在、個人が自家用車を用いて有償で運送するいわゆる「白タク」は、道路運送法により一部例外を除いて禁止されている。

 ライドシェアは、…

筆者:東洋大学 名誉教授 鎌田 耕一

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令和5年11月13日第3424号5面 掲載

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