【キャリア権の時代】第3回 幅広く使える能力を 不確実性増す環境に対処/石山 恒貴

2014.07.21 【労働新聞】

職業生活の長期化で

 キャリア権が要請されるようになった時代変化の背景を説明する。19世紀以前には、個人の働き方は雇用されるという形が一般的ではなく、家業・生業、つまり自営の比率が高かった。産業革命の技術革新で、職業の地図が更新されることも多く、自分の職業を守ろうという「職業・家業(職務)が財産」の視点が労働運動でも唱えられた。

 20世紀に入ると、個々の職務を保障するのではなく、企業による雇用を保障することで働く人の権利を守ろうという考え方が主流となってくる。…

筆者:NPO法人キャリア権推進ネットワーク「キャリア権推進研究会」
法政大学大学院 政策創造研究科 教授 石山 恒貴

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掲載 : 労働新聞 平成26年7月21日第2977号10面

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