【実務に活かす!労働判例のていねいな読み方】第39回 実際に差戻審判決を読む(3)/藤川 久昭

2014.04.28 【労働新聞】
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差戻審の法的判断 引用部分と独自部分

3 差戻審判決(続き)

(3)被控訴人の主張の部分について(続き)

 前回は、被控訴人の主張を4つの部分に分けて紹介し、4番目の部分である「可能性」に関する主張について紹介した。被控訴人は、要するに、この「可能性」が、医学的な知見から肯定されるとするが、この部分も2つの主張からなる。すなわち、「公務の継続により症状が増悪したこと」、「出血開始後の公務の遂行による診察、治療の機会の喪失と死亡の原因となった重篤な血腫の形成と」に「因果関係」があるという部分である。…

筆者:青山学院大学法学部 教授 ㈱DeNA 監査役 弁護士 藤川 久昭

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平成26年4月28日第2966号11面 掲載

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