【実務に活かす!労働判例のていねいな読み方】第2回 法的ルールを抜き出すように読もう!(2)/藤川 久昭

2013.07.08 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

性格見極め配置を 通常想定内か否かが重要

1 電通事件判決とは?

 前回は、判例・裁判例から、意識的に法的ルールを抜き出すべきこと、具体的には、要件・効果・趣旨を読みとるべきことを申し上げた。そのために、みなさんに、「宿題」として、電通事件最高裁判決(最二小判平12・3・24、民集54号3巻1155頁)のうち、過失相殺に関する部分を抜粋してお示しした。法的ルールを抜き出していただけたであろうか?

 ところで、解答をお示しする前に、すなわち、本判決から要件・効果・趣旨を抜き出す前に、上記判決の当該部分が、どのような法的意味を持つのか、ごく簡単に解説しよう。…

筆者:青山学院大学法学部 教授 ㈱DeNA 監査役 弁護士 藤川 久昭

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

平成25年7月8日第2928号11面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。