【事故防止 人の問題を考える】第130回 認知バイアスとヒューマンエラー(前編)

2022.05.10 【安全スタッフ】
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 今回は、読者の皆様から寄せられた声のなかから“認知バイアス”をテーマに取り上げます。

好都合な情報ばかりを取り入れる

実際は表・裏ともに50%なのに…

 認知バイアスとはどのようなものでしょうか。この言葉を分解してみると、認知とは、目の前の実態を認識することです。例えば、車の運転であれば、交差点の信号が赤に変わったことを認知する。つまずきによる転倒災害を防ぐためには、段差、床に置かれた荷物など、目の前のつまずくものを認知する。他方、バイアスとはかたよりのことで、認知バイアスとは、先入観、思い込みなどにより目の前の実態が正確に把握できない、認知にかたよりができる、本来の姿とは異なった姿をとらえてしまうことをいいます。

 認知バイアスの例として、コインを投げ、5回連続、表が出た状況では、6回目を投げる前に、多くの場合、今度こそ裏が出るのでは、裏が出る確率が50%を超えるはずという気持ちがわいてきます。しかし、実際は、表と裏が出る確率はともに50%と変わることはありません。5回連続で表が出たことで、認知バイアスが生まれたのです。…

執筆:労働安全衛生総合研究所 高木 元也

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2022年5月15日第2402号 掲載

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