【送検事例】動力プレスの特定自主検査怠る

2021.11.26 【安全スタッフ】
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 山梨・甲府労働基準監督署は、非鉄金属鋳物業の会社と同社製造部長について、特定自主検査を実施していない動力プレスを労働者に使用させたとして、安衛法違反の疑いで甲府地検に書類送検した。同社の工場内で労働者に試作品の製造を行わせていたところ、合成樹脂パレットに載せていた動力プレスが倒れた。労働者は動力プレスの下敷きになって死亡した。(R3・11・4)

事件の概要

 事故は、非鉄金属鋳物業の会社の工場で昨年11月2日に起きた。合成樹脂製パレットに載せた動力プレスを使って、労働者が試作品の製造を行っていた。作業中に動力プレスが労働者に倒れかかるように、パレットから落ちてきた。動力プレスの下敷きになった労働者は死亡した。

 安衛法では、動力プレスについて1年以内ごとに1回、定期に特定自主検査を行わなければならないと定めている。甲府労基署によると、…

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2021年12月1日第2391号 掲載

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