【能力を生かす!伸ばす!障害者雇用】第3回 経営戦略として捉える 業務改革の推進へ 制度・プロセス見直しで/紺野 大輝
2021.07.08
【労働新聞】
仕事の割振りが課題に
厚生労働省が発表している平成30年度障害者雇用実態調査結果によると、障害者を雇用するに当たっての課題の第1位は「会社内に適切な仕事がない」だった。第2位は「障害者を雇用するイメージやノウハウがない」。第3位は、障害の種類により異なり、身体障害者では「職場の安全面の配慮が適切にできるか」、知的障害・発達障害者では「採用時に適性・能力を十分把握できるか」、精神障害者では「従業員が障害特性について理解することができるか」が挙げられている。
障害の種類を問わず、回答結果で最も多かった「会社内に適切な仕事がない」という問題は、…
筆者:「会社を変える障害者雇用」著者 紺野 大輝
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令和3年7月19日第3313号10面 掲載