【ぶれい考】「安全・安心」の空虚さ/矢木 孝幸

2021.07.08 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 新型コロナウイルスの感染拡大で東京五輪中止の声も聞こえるなか、政策決定のトップの人々が繰り広げる言動が、第2次世界大戦下の旧日本軍に似ているといわれている。

 6月初旬、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身会長が「そもそも五輪をこういう(感染拡大の)状況のなかで、何のためにやるのか」と発言。これに対し、田村厚労大臣は「自主的な研究の成果の発表だと思う」とし、菅総理は「安全・安心な大会」を実現するとした。このような動向を、部下からの作戦中止の声を無視し、結果として多くの犠牲を出す歴史的敗北となった「インパール作戦」になぞらえる論調も一部にはみられる。…

筆者:連合 副事務局長 矢木 孝幸

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

この連載を見る:
令和3年7月19日第3313号5面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。