【社長と人事部長への社労士使いこなし術】最終回 コア・バリューの作成 本音引き出し具体化 親から子への継承支援/下田 直人

2021.03.18 【労働新聞】
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 顧問先企業とのかかわり合いのなかで、経営の根幹に触れるような相談をされることがある。その中の1つとして、「会社経営の根幹となり皆で共有するような価値観(=コア・バリュー)をつくり上げたい」というものがある。

 コア・バリューをつくる動機は様ざまあるが、とくに意義深いと考えるのは、事業承継に絡むケースだ。中小企業は「大事業承継時代」に入り、本格的な経営交代期を迎えている。事業承継を経営上の問題と認識する経営者が多い中、これを相談する先は金融の専門家に集中しているようだ(東京商工会議所「事業承継の実態に関するアンケート調査報告」)。もちろん、株の問題など金に絡むことは重要だが、本当に大切なのは価値観の継承だと思っている。社労士は、この価値観の継承にコア・バリューの作成というプロセスでかかわることができる。

 一例を紹介する。とある関与先の会社で、…

筆者:ドリームサポート社会保険労務士法人 特定社会保険労務士 下田 直人

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令和3年3月22日第3298号7面 掲載

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