安全衛生管理をウェブ上で診断 厚労省

2016.12.17 【安全スタッフ ニュース】
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sr2 厚生労働省は新規事業者などを対象に、ウェブ上で労務管理・安全衛生管理の診断が受けられる「スタートアップ労働条件」(http://www.startup-roudou.mhlw.go.jp/)を開設した。就業規則や労働時間、安全衛生教育や健康診断などに関する質問に答え、自社の労働条件のレベルを6つのカテゴリーごとに判定できる仕組み。問題点のあるカテゴリーを把握して法令違反などの改善を進めることができる。

 「安全衛生管理」のカテゴリーは、「安全衛生管理体制の整備」「労働者の雇入れ時や作業変更時、特定の危険有害業務における教育」「クレーンやフォークリフト・建設重機の運転などにおける有資格者の就業状況」「定期健康診断の実施」「長時間労働者に対する医師による面接指導」の5つで構成。例えば、健康診断で「正社員のみ実施」を選択すると、「所定労働時間が正社員の3/4以上のパートで一定の要件に該当する場合には健康診断を実施することが義務付けられています」などと評価コメントが表示される。

 総合評価がレーダーチャートで分かるため、取組みが遅れているカテゴリーや、法令を下回る項目を「見える化」し、今後の労務管理や安全衛生管理の方針を明確にするのに役立つ。

平成28年12月15日第2272号 掲載

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