改定額4036円 厚労省・賃上げ調査

2012.12.17 【労働新聞 ニュース】
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 厚生労働省は、平成24年賃金引上げ等の実態に関する調査結果を明らかにした。1人平均の賃金改定額・率は、4036円、1.4%となり、前年(3513円、1.2%)を上回った。

 24年中に1人平均賃金を引き上げた企業は75.3%(前年73.8%)、引き下げたのは3.9%(同4.4%)、賃金改定を実施しなかったのは15.2%(同18.4%)だった。

 賃金表を変えずに一定期間賃金を減額するいわゆる「賃金カット」の実施割合は12.8%で、前年の15.2%を下回っている。管理職と一般職全員を対象に賃金カットしたのは、このうち11.9%だった。

平成24年12月17日第2901号1面 掲載

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