現場の危険性を排除 伊岐局長が建設工事パトロール 東京労働局

2012.12.10 【労働新聞 ニュース】
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 東京労働局(伊岐典子局長)は11月27日、労働災害防止のための建設現場安全衛生パトロールを行った。伊岐局長(写真右)が、東京都下水道局が発注したトンネル工事現場(第二溜池幹線および勝どき幹線工事、施工=間・大豊・安藤建設共同企業体)を訪れ、約2時間にわたり、全長2.4キロメートルのトンネル内の安全衛生対策をチェックした。

 点検を終えた伊岐局長は、「災害防止に役立つ新しい取組みをたくさん確認できた」と強調。とくに、元請の若手職員に常時携帯させている「ポケット指示書」の活用が、安全意識の向上につながっているとして高く評価した。若手職員が日常的に現場の危険箇所を洗い出して指示書に記入し、協力会社への改善指示と上司に対する報告を行っている。

平成24年12月10日第2900号2面 掲載
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