『労働災害』の労働関連ニュース

2024.03.05 【労働新聞 ニュース】
車両系農業機械の労災減へ対策 厚労省

 厚生労働省は、乗用型トラクターなどの車両系農業機械に起因する労働災害を防止するため、機械使用時の安全対策を検討する有識者会議を設置した。現行の労働安全衛生法令では車両系農業機械の作業方法や構造などを規制していないことから、運転業務従事者への特別教育や保護帽着用など、法令による規制のあり方を検討する。  厚労省によると、近年、農業での死傷……[続きを読む]

2024.02.10 【安全スタッフ ニュース】
転倒のメカニズム学ぶ 対策事例集とりまとめも 東京労働局・小売業SAFE協議会

 東京労働局は1月24日、「TOKYO小売業SAFE協議会」を開催した。転倒災害の多い小売業での労働災害防止対策を話し合うもので、都内の小売チェーン本社や業界団体、専門家などが構成員として参加している。  今年度2回目となる協議会では、労働安全衛生総合研究所の柴田圭研究員が行動災害をテーマに講演し、転倒の原因となる「つまずき」「すべり」の……[続きを読む]

2024.02.09 【安全スタッフ ニュース】
安全先取りで挟まれ災害防止 辰年は労災を“断つ年”に 北九州西労基署

 福岡・北九州西労働基準監督署は、機械のはさまれ・巻き込まれ災害を防止するため「後悔前の安全先取り運動」を展開している。管内では休業4日以上となるはさまれ・巻き込まれ災害が増加傾向にあり、昨年は死亡災害も発生した。  機械の掃除、修理やトラブル解消のために、機械の運転を停止しないまま作業をして被災する事例が多いことから、災害防止の要点をま……[続きを読む]

2024.02.08 【安全スタッフ ニュース】
労災急増し緊急対策展開 死亡者数が過去10年で最多に 大分労働局

 大分労働局は今年1月 22 日から3月 31 日までを「大分県労働災害防止緊急対策強化期間」に設定し、 労災防止団体と事業者団体、公共工事発注機関に関係団体に取組みの協力を要請した。管内では昨年発生した死亡災害は、前年の9人から7人増加の16人(12月末速報)となり、過去10年で最多を更新。労災急増に歯止めをかけるため、事業場での労働安……[続きを読む]

2024.01.29 【安全スタッフ 特集】
【特集2】職場の腰痛予防 作業改善とセルフケア 両面から対策を

 災害の型別で2番目に多い腰痛。厚生労働省は14次防の重点のひとつに腰痛を掲げ、職場での予防対策を推進している。日常生活でも発生する腰痛を予防するためには、持ち上げ作業自体を廃止したり、少ない力で行えるようにする職場のハード的な改善策に加え、正しい作業姿勢やストレッチ指導など一人ひとりのセルフケアも重要になる。今号特集Ⅱでは、製造業・建設……[続きを読む]

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