【賃金事例】三井住友海上/800種類のスキルで処遇決定 習得・発揮状況を評価
2025.05.29
【労働新聞 賃金事例】
勤務地に基づく係数撤廃
三井住友海上火災保険㈱(東京都千代田区、舩曵真一郎取締役社長)は今年4月、28区分、74種類の人材像を設定し、計800超のスキルを基準に処遇する新人事制度を導入した。上司が担当職務に基づくスキルを指定し、その習得・発揮状況を採点する評価制度により、個々人のキャリア形成を促す。成長度を速やかに還元するため、基本給体系は4~6つのゾーン別に昇給テーブルを設けるシンプルな仕組みへ改めた。併せて、転居転勤の有無による区分を改廃し、地域別係数もなくしている。…
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令和7年6月2日第3499号8,9面 掲載