残業可視化して人員配置を見直し 過労死防止対策で事例発表 厚労省・シンポジウム

2023.11.23 【安全スタッフ ニュース】
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 厚生労働省は過労死等防止啓発月間の11月を中心に、全国で過労死等防止対策推進シンポジウムを開催している。11月8日にイイノホール(東京都千代田区)で開かれた東京中央会場の催しでは、従業員の働き方の見直しに力を入れる金属加工業の㈱荏原精密(横浜市)が事例を発表した。

 経営企画室の野地一洋室長は、「ネガティブな情報ほど見える化して社内で共有すると良い」とし、個人別の残業時間をグラフ化して問題点を明らかにし、割り当てる人員を調整して時間外労働を減らした事例を説明。業務管理にはクラウドサービスの活用も進めており、ビジネス用チャットツールを使ったストレスを感じさせない連絡手段や、グループウェアによる有給取得状況の見える化、スマートフォンだけで簡単にできる休暇申請などを活用して、休みを取りやすい風土づくりを紹介した。

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