7月の熱中症が148人で最多 厚労省集計

2023.09.05 【労働新聞 ニュース】
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 7月に発生した熱中症による死傷災害が過去最多に――厚生労働省がまとめた今年7月までの職場における熱中症死傷災害の発生状況(速報値)によると、今年7月単月の死傷者数は前年同月の116人よりも32人多い148人で、過去最多となった。そのうち死亡者数は11人だった。

 今年1~7月末の累積死傷者数は215人(うち死亡者11人)で、昨年の252人(同13人)に次いで過去2番目に多かった。7月以外の内訳は、1~5月が計22人(同0人)、6月が45人(同0人)。

 熱中症の多発を受けて8月8日には、建設業労働災害防止協会など災防・業界団体に対して対策の徹底を要請している。

令和5年9月4日第3415号1面 掲載

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