【特集1】安全パトロールをリモートで強化 ウェアラブルカメラ使い確認の“目”増やす <事例>小柳建設・フジテック

2023.06.27 【安全スタッフ 特集】
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 産業現場でデジタルトランスフォーメーション(DX)が進むなかで、建設業などの安全パトロールにリモート(遠隔)での巡視を採り入れる動きが出ている。現地での巡視に加え、遠方でも距離的制約を受けないリモート方式を加えることで、店社の安全担当者が現場をチェックする頻度が向上。危険や不具合の発見と早期改善につながり、災害防止の面で一定の成果を上げている。また、現場で生じた問題にリアルタイムで熟練者からの的確な指示を出すことが、若手作業者に安心感を与えているという。

距離的制約なく生産性向上にも

 現場に潜む危険箇所や問題点を発見して是正する安全パトロール。労働安全衛生法では、建設業などの特定元方事業者に、毎作業日の作業場所の巡視を定めるほか、店社安全衛生管理者に月1回以上の作業場所の巡視を義務付けている。法定の巡視以外にも、現場の安全意識を鼓舞するための経営トップの巡視、協力会社を集めた相互啓発的な巡視など、さまざまな目的で現場の安全パトロールが行われている。

 近年、企業がDXを推進するなかで、実際に現地に赴く巡視に加えてリモート巡視によって現場を見る頻度を増やす取組みが進んでいる。リアルタイムの映像を遠隔地に送信できるウェブカメラやスマートフォン、スマートグラスなどの情報通信機器を活用したもので、離れた現場を巡視する際の距離的な制約を受けないため、生産性向上の観点からも受け入れられている。…

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2023年7月1日第2429号 掲載

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