農業の労災防止へ 脚立使用時は地盤確認を 大淀労基署セミナー

2023.03.29 【労働新聞 ニュース】
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 奈良・大淀労働基準監督署(藤本貞之署長)は、昨年、管内で農作業中の死亡事故が発生したことを受け、労働安全対策セミナーを開いた。農業従事者を対象とした労災防止に関するセミナーは、全国の労基署で初めてとなる。

 同労基署の川上友幸地方労働衛生専門官が、墜落・転落防止のポイントを解説した(写真)。同労基署管内では柿の栽培がさかんであり、収穫の際に脚立から転落する災害が多く発生しているという。畑は土や斜面など、不安定な場所が多いため、脚立やはしごの利用時には、地盤の安全確認の徹底を求めた。無理な姿勢で収穫をしないよう、こまめに設置場所を変えるなど、安全な利用方法についても説明した。

令和5年3月27日第3394号4面 掲載

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