地震復旧工事で安全作業を要請 福島労働局

2022.04.04 【労働新聞 ニュース】
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 福島労働局(河西直人局長)は3月18日、同月16日に発生した福島県沖を震源とする地震の復旧工事について、安全作業を徹底するよう建設業関係の55団体に文書要請した。要請文では、土砂災害や高所からの墜落・転落災害の防止対策を徹底し、がれき処理作業や車両系建設機械を用いた作業を行う際には安全衛生を確保することを求めている。同日には、被害の少なかった会津北部の2署を除く労働基準監督署7署によるパトロールも実施した。

 要請文の内容は過去の地震復旧工事で発生した災害事例を踏まえている。たとえば、地震で破損した瓦屋根に、雨が降る前にブルーシートを被せようと急ぎ、高所作業の災害防止対策を怠ってしまうケースなどが散見されたという。同労働局は「地割れが発生しているなど、危険な場所での作業もある。平常時と同様、作業場所の安全を確認し、手順をきちんと定めて行ってほしい」と話した。

令和4年4月4日第3347号4面 掲載

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