トンネル工事事故で対策まとめる 立入禁止範囲の監視を徹底 JR東海

2022.01.07 【安全スタッフ】
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不発を疑った脚線の導通試験のため、発破作業指揮者と作業員A~Dが徒歩でズリ山に登ったところ、1回目の肌落ちで転がった岩塊に作業員Aが足を挟まれ転倒。作業員Aを救出に向かった作業員Bとともに、2回目の肌落ちに巻き込まれた(図はJR東海の資料より)

 東海旅客鉄道㈱(JR東海)は、昨年10月に中央新幹線瀬戸トンネル新設工事で発生した肌落ちによる災害の再発防止対策をとりまとめた。指示に基づかず立入禁止範囲に入ったことなど、工事の作業実態に原因があったとして、切羽の立入禁止の徹底など対策を強化するとしている。災害は10月27日19時20分頃、露出した地山から浮石が肌落ちしやすい発破直後の残薬有無点検中に起きた肌落ちによるもの。連続して起こった肌落ちによって、作業員1人が死亡、1人が重傷を負っている。

 災害発生時の施工箇所では、作業員がずい道等の掘削等作業主任者(発破作業指揮者を兼務)からの指示がないなかで立入禁止範囲に入ってズリ山を登っており、
立入禁止範囲に作業員が入ったにもかかわらず切羽監視責任者による切羽の常時監視がなされていなかった。また、残薬有無点検の際の切羽監視責任者の配置や常時監視について、JVによる具体的な指示や作業手順書への明確な記載がなかったことも分かっている。

 再発防止対策では、発破直後の切羽近傍での作業である残薬有無点検について、切羽の立入禁止範囲を明確に定め、作業手順を詳細に作成して作業員に周知し、ずい道等の掘削等作業主任者の指示があるまで作業員を立入禁止範囲内に立ち入らせないよう徹底するとした。

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