交流の活性化狙いベンチ配置を工夫 建設業の働き方改革 日建連が事例

2021.12.30 【安全スタッフ ニュース】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 日本建設業連合会は、建設業界の働き方改革を伝えるサイト「WorkStyle Lab」で、先進事例「環境配慮も、働きやすさも…『人がいきいきとする』作業所、誕生!」を公開した。断熱パネルや高効率エアコンなどの職場環境面の強化に加え、サンルームや、職人と職員の交流が活発になることを狙い、ベンチの配置などを工夫した「アクティブプラザ」を展開している。

 公開したのは、大成建設㈱港区立赤坂中学校等整備工事の現場の取組み。「環境経営」と「健康経営」の両立を目指したという。仮設の事務所であっても多くの人々が働く場であることを踏まえ、断熱パネルやLED照明、高効率エアコンなどを採用し、環境性能を向上。屋上には太陽光発電システムを設置した。

 同社グループの理念「人がいきいきとする環境を創造する」を具現化した「ウエルネス作業所」も目玉の一つ。事務所の中に気分転換に最適なサンルーム(多目的室)や、職人と職員と接点をつくる売店を中心とした広場を設けた。売店から連なる一角にベンチやテント、コミュニケーションボードなどを配置し、職員や作業員がお互いに交流しやすい形にした。

コミュニケーションを促す広場

 コミュニケーションを図りやすい施設となり、現場の進捗や打合わせがスムーズになったとしている。

2022年1月1日第2393号 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。