省人化施工で安全性も向上 日建連が事例

2018.03.26 【安全スタッフ ニュース】
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 (一社)日本建設業連合会はこのほど、「生産性向上事例集」を発表した。防波堤工事で新たに自動制御システムを導入したところ、6割の省人化効果をもたらし、作業の安全性が飛躍的に向上した取組みなどを紹介している。

 同事例集は、実際の建設プロジェクトの生産性向上技術・工法の開発や、現場での創意工夫事例とその成果を示している。

 東洋建設㈱は「ケーソン据付工における省人化施工」に取り組んだ。同社は防波堤築造工事で、ケーソン自動制御据付システムを新たに開発。通常、据付時には新設ケーソン天端でのウインチ操作などを行うため、積算では合計24人の作業員が必要だったが、新システムの採用で58%の省人化効果を確認したという。据付けにかかる時間も40%低減した。

 副次的な効果として、動揺するケーソン上に作業員が立ち入らずに据付けを行えることから、作業の安全性も飛躍的に向上したと報告している。

 トンネル工事の現場で工程を遅らせることなく「4週8閉所」を目指した㈱大林組の事例では、作業方法や材料を変えることで課題を解決している。

平成30年3月15日第2302号 掲載

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