【令和3年厚労省方針 感染症継続して対策に取り組む】労災特別加入の対象を見直し/労働基準局長 吉永 和生

2020.12.24 【労働新聞】
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労働基準局長
吉永 和生 氏

 第1に、新型コロナウイルス感染症対策についてです。昨年は、とくに新型コロナウイルス感染症の問題が非常に大きなテーマになっており、当局においても、「職場における新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するためのチェックリスト」等を作成し、関係団体に対し、累次の協力依頼を行うなどの対応を行ってまいりました。今後は、ウィズ・ポストコロナにおける働き方を見据えた新しい働き方について考えていく必要があります。テレワークについては、労働時間管理の在り方、作業環境や健康状況の管理・把握、メンタルヘルス等に関する昨年の検討会での議論を踏まえ、できる限り早く、ガイドラインの見直しなど必要な対策を講じ、良質なテレワークの普及に取り組んでまいります。

 また、フリーランスについては、安心して働ける環境整備のための政府のガイドラインにおいて、現行法上「雇用」に該当する場合は、契約形態にかかわらず、労働関係法令が適用されることについて明確化してまいります。併せて、フリーランスの方に対する労災保険の適用について、労災保険特別加入制度の対象範囲の見直し等に向けて議論を行ってまいります。

 第2に、過労死等防止対策についてです。…

筆者:労働基準局長 吉永 和生

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令和3年1月4日第3287号14面 掲載

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