【今週の注目資料】男性の育児等家庭的責任に関する意識調査2020(連合)

2020.11.26 【労働新聞】
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代替要員不足で未取得に

 調査は20~59歳の労働者1000人を対象に実施した。育児休業を取得したことがない男性労働者に理由を聞くと、「仕事の代替要員がいない」が最も多く半数以上を占めた。次いで、「収入が減る」26.1%、「取得できる雰囲気が職場にない」25.6%と続いている。

 育児休業を取得したことがある男性労働者は、13.4%にとどまった。取得日数は「1週間以内」が最も多く、49.3%となっている。「2週間超1カ月以内」20.9%、「1週間超2週間以内」10.4%、「3カ月超6カ月以内」9.0%、「1カ月超2カ月以内」「6カ月超1年以内」ともに4.5%だった。

 実際に育児休業を取得して困ったことを聞くと、34.3%が「収入が減った」と回答した。「希望していた日数が取得できなかった」22.4%、「仕事のキャリアにブランクができた」17.9%、「昇進・昇給ができなかった」10.4%、「復帰したら新人のような扱いをされた」9.0%となっている。

男性の育児等家庭的責任に関する意識調査2020

この連載を見る:
令和2年12月7日第3283号4面 掲載

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