【送検事例】文書の写しを下請けに交付せず

2020.06.26 【安全スタッフ】
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 広島・福山労働基準監督署は、作業の安全事項を記載した文書の写しを下請会社に交付しなければならなかったのに、これを怠っていたとして設備補修業の会社と同社工事担当者を安衛法違反の容疑で広島地検福山支部に書類送検した。転炉ダクトの補修工事で、下請け労働者2人が通路を誤って別の生産ラインに入り、有毒ガスを吸い込んだ。2人は、一酸化炭素中毒で死亡している。(R2・3・30)

事件の概要

 事故は福山市内の大手製鉄所内で行っていた転炉ダクト(銑鉄を鋼に製鉄するための生産設備である「転炉」から出るガスを排出するための設備)の補修工事で発生した。

 下請会社の労働者2人が作業場所を移動中に通路を誤って別の生産ラインに入り、稼働中の転炉ダクトのマンホールの蓋を開け、噴出してきた一酸化炭素濃度が高い有毒ガスを吸い込んだ。労働者2人は、一酸化炭素中毒で死亡している。…

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2020年7月1日第2357号 掲載

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