【本当に役立つ!こころの耳】第106回 事例紹介 急性ストレス反応と外傷後ストレス障害の事例

2019.09.10 【安全スタッフ】
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あの時の恐怖が夜ごと忘れられず…

 今回、紹介する事例は、「強盗に襲われた景品交換所従業員の急性ストレス反応と外傷後ストレス障害の事例(事例1-9)」です。

 自己の生死に関わるような心的外傷体験、極度な精神的又は身体的ストレスを受けると、まず、急性ストレス反応(ASR)が起こります。一般的に急性ストレス反応は1カ月以内に症状が消失すると考えられており、その後、心的外傷体験(トラウマ)によるストレスが心身に引き起こすさまざまな障害は、外傷後ストレス障害(PTSD)と呼ばれています。トラウマが、否応なく記憶に想起されること(侵入的想起)、当然そのような再体験を避けようとする刺激回避と感情反応の鈍麻、常に神経が休まらない覚醒亢進症状などが現れます。自然災害や戦争、誘拐、監禁、性的虐待などで被害を受けたりすると、人間は心に耐え難い強烈なショックを受けます。…

執筆:(一社)日本産業カウンセラー協会
こころの耳ポータルサイト運営事務局 事務局長 石見 忠士

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2019年9月15日第2338号 掲載

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