【ぶれい考】ベトナムで感じたこと/守島 基博

2019.08.29 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 夏休みにベトナムに行ってきた。仕事柄、どうも働いている人たちの様子に関心が行く。接したのが主に、外国人相手のサービス業の若者だったのでバイアスが入るかもしれないが、ちゃんといわれたことをまじめにやっている。サービスの質にはまだまだ改善するところはあるが、仕事に熱心で、相手に対して真摯な姿勢がみえた。少なくとも、他の国でしばしば感じる嫌々やっているという感じは受けなかった。

 また、何か少し複雑なことを頼むと、数人で相談して、解決策をみつけてくれる。あるレストランの昼下がり、赤ワインを一杯頼んだら、暇だったこともあって、そこにいた全員が協議して、味からして相当高いワインを開けてくれたのは驚いた。後でマネジャーに怒られないのだろうか。

 ただ、彼ら・彼女らは定時になると、…

筆者:学習院大学 副学長・経済学部経営学科教授 守島 基博

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

この連載を見る:
令和元年9月2日第3223号5面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。