【人事担当者が理解すべき!AI・ディープラーニング】第5回 意思決定 機械に支配されるな 技術だけでは解決できず/江間 有沙

2019.02.07 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

責任の所在はどこか

 新しい人事担当者は女性が嫌い――。

 現代社会では、そんなことを明言する人事担当者は即刻クビになってしまうだろう。しかし、それが機械だったらどうだろうか。2018年10月、米アマゾン社が人事採用AIの開発を断念したと報じられた。過去10年間の履歴書を機械学習させたところ、大半が男性のものだったため、女性を採用しない傾向を取るようになったという。

 とはいえ「だから機械に任せてはいけないのだ」と結論付けるのも、早急だ。人間の採用基準はどのくらい「公平」なのか。「成績」や「自分と同じ出身校」という事実、あるいは「何か引っかかった」などの直観と経験で足切りする場合、人間による採用基準のほうがよほど「雑」かつ「ブラックボックス」になりかねない。あるいは数千もの応募から、面接する数人を時間がないから明日までに絞り込んでくれといわれたらどうだろうか。…

筆者:一般社団法人 日本ディープラーニング協会 理事 江間 有沙

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

平成31年2月11日第3196号11面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。