【産業カウンセリングの現場から】第166回 「いつもと違う」部下を把握/北岡 大介

2018.10.09 【安全スタッフ】
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ラインケアの重要性を実感

 「鈴木課長の独り言:部下である20代の若手社員との距離感が難しい。自分が若いころには、よく仕事明けに、上司や先輩から酒場に誘われ、仕事や職場の人間関係、ときには恋愛の相談にのってもらっていた。今の若手社員は、そのような仕事場での付き合いを嫌うし、あれこれ上司から言われることが苦手のようだ。最近、部下の田中くんの仕事がうまくいっておらず、顔色もさえないので心配しているが、あまり私から話すのもどうかとも思う。しばらく様子を見るほかないか」

 筆者は社会保険労務士として、顧問先その他企業から、鈴木課長が抱えているようなメンタルヘルス対策を含めさまざまな労務相談対応を行っていますが、最近つねづね実感するのが、「ラインケアの重要性」です。厚生労働省が策定した「労働者の心の健康の保持増進のための指針」(平成18年3月31日 健康保持増進のための指針公示第3号)は、周知のとおり企業のメンタルヘルス対策として以下の4つのケアを推奨しています。「セルフケア」「ラインによるケア」…

執筆:社会保険労務士 北岡 大介

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平成30年10月15日第2316号 掲載

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