【事故防止 人の問題を考える】第3回 人は事故を「たまたま」と捉えてしまう。それではいけない

2016.11.01 【安全スタッフ】
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福岡飲酒運転事故から10年

「今回はたまたま……」とは、あまりに当事者意識が低くありませんか?

 先日、福岡出張の際、あの福岡3児死亡飲酒運転事故から10年経つ記事が地元新聞に掲載されているのをみかけました。家族5人の乗った車が、海の中道大橋で、飲酒運転の車に追突され博多湾に転落し、車は水没。母親は何度も海に潜りわが子を救おうとしましたが……あまりに悲惨な事故でした。

 新聞は弁護士を通じて家族のメッセージを公表しています。「あの日の出来事は決して忘れられません。もう思い出したくない気持ちもあるが、亡くなった3人の子どもたちのことを考えると決して忘れてはならない」と揺れる感情がつづられていました。

 事故は突然起こり、時に、取り返しのつかない事態になる。何年経とうが、被害を受けた者の心は決して癒されない。このことを忘れてはなりません。…

執筆:労働安全衛生総合研究所 リスク管理研究センター センター長 高木 元也

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平成28年11月1日第2269号 掲載

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