【産業カウンセリングの現場から】第117回 チェックからコーピングへ

2016.05.01 【安全スタッフ】

求められる「心理社会的支援」

 公認心理師の国家資格化、キャリアコンサルタント国家資格化、ストレスチェック制度の導入など、社会の心理社会的支援の必要性を踏まえ、政府が積極的にその整備を整えつつあるといえます。このような心理社会的支援の重要性が公的に認められることは大きな前進となります。これらの公的な制度ができることによって、現実の多様な課題や問題を実際に解決できる専門性や技能をもつ実践家が数多く養成され、新たな職業・事業として整備されさらに発展していくことでしょう。

 産業領域では、これまで「メンタルヘルス」と「キャリア(開発)」が心理社会的支援の2つの柱とされてきましたが、元来、キャリアとは人生(ライフキャリア)であり、キャリア上の危機はメンタルヘルス不調につながりますし、メンタルヘルスの問題は、キャリア形成のあり方に大きな影響をもたらします。その意味では、キャリアとメンタルヘルスの両方の支援ができる支援者が必要といえます。…

執筆:日本産業カウンセリング学会 会長
NPO法人日本キャリア・カウンセリング研究会 会長
立正大学心理学部 教授 小澤 康司

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掲載 : 安全スタッフ 平成28年5月1日第2257号

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