【裁判例が語る安全衛生最新事情】第255回 神崎工場周辺住民事件 隣接工場からの石綿ばく露で賠償命令 大阪高裁平成26年3月6日判決

2016.08.15 【安全スタッフ】
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Ⅰ 事件の概要

 尼崎にあった被告Y社の旧神崎工場の付近で勤務していた亡Aの遺族X1と、付近で居住していた亡Bの遺族X2とが、旧神崎工場から飛散した石綿粉じんにばく露したことにより中皮腫にり患して死亡したとして、Y1に対しては、大気汚染防止法25条1項の無過失責任または石綿粉じんを防止できなかった過失による民法709条の不法行為責任に基づき、被告国に対しては、旧神崎工場に関する石綿粉じんの飛散防止に関する立法および省令制定権限を怠ったなどとして国家賠償1条1項に基づき、損害賠償請求した事案である。…

執筆:弁護士 外井 浩志

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平成28年8月15日第2264号 掲載

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