【産業カウンセリングの現場から】第87回 環境の変化へ「レジリエンス力」

2015.01.01 【安全スタッフ】

健康経営の実践へ

 働く人の相談を受ける、ストレスチェックなどで組織を支援する仕事をEAPとイメージされていると思います。確かに相談や組織診断はサービスの中核といえます。しかし、その作業の目的はどこにあるのかというと企業の成長です。そのために職場という「場」に集うメンバーの行動に関する専門家がEAPであるというのが最近の専門家の共通の認識になっています。

 職場ではさまざまな変化が日々起きます。働く人の個性のめぐり合わせもさまざまです。そのような要素が関係し合うなかで働く人の心理行動に影響が出るのが自然です。しかし、時として企業の経済活動にマイナスと捉えられることがあります。20年間の実務経験からお伝えできるのは、働く人の心身を一元的に捉える経営をする会社が、いわゆる健康経営の実践ができている会社であるということです。

 ジョンソン・エンド・ジョンソンの元CEOのウイリアム C.ウェルドン氏は、…

執筆:国際EAP協会 役員(EAP Board Member)
APEAR(EAPアジア太平洋ラウンドテーブル)理事長
国際EAP研究センター センター長 市川 佳居

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掲載 : 安全スタッフ 平成27年1月1日第2225号

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