【産業カウンセリングの現場から】第59回 スーパービジョンは必須要件

2013.11.01 【安全スタッフ】

自称カウンセラーが横行

 スーパービジョンは監督訓練あるいは監督教育と訳されるように、臨床実践をとおして行われる具体的で直接的で個別的な訓練です。日本ではあまり認識されていませんが、日本以外の先進国ではスーパービジョンはカウンセラーを養成するうえで必須要件となっています。残念ながら日本ではスーパービジョンは受けたほうがいいという程度の認識ですが、スーパービジョンが行われないカウンセラー養成は似非であり、カウンセラー養成とは言い難いものです。

 また、日本の社会ではカウンセリングについての認識が浅いために、○○カウンセリング講座というような民間機関の講座で少しだけ勉強しただけの自称カウンセラーが横行したり、化粧品の販売員がカウンセラーと名乗ったり、大学院で専門的に学んでもそれらと区別するためにわざわざ心理カウンセラーと言わざるを得ないというようなことになっています。

 また、カウンセリングと心理治療が混同され、…

執筆:日本産業カウンセリング学会 常任理事
特定非営利活動法人日本キャリア・カウンセリング研究会 会長 今野 能志

この記事の全文は、読者専用サイトにてご覧いただけます。
読者専用サイトへログイン 読者専用サイトへはこちらからログインしてください。
※読者専用サイトは、定期刊行物(労働新聞または安全スタッフ)の購読者専用のサイトです。詳細・利用方法は、読者専用サイトのご案内をご覧ください。
掲載 : 安全スタッフ 平成25年11月1日第2197号

あわせて読みたい

ページトップ