【今週の注目資料】若手外国人材から見た日本企業の特徴(経済産業省)(平成28年2月発表)

2016.03.07 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

不透明な選考に不満

 外国人留学生・元留学生は日本の就職活動の不透明さに不満があることが、経済産業省の調査で分かった。

 外国人留学生からみた日本での就職活動の問題点を尋ねたところ(回答数118)、最多は「日本の就職活動の仕組みが分からない」の33.1%で、以下「入社後の仕事内容が明確に示されない」32.2%、「業界研究や企業研究の仕方が分からない」27.1%が続く。

 留学生・元留学生からみた日本企業への不満をみていくと、大企業に対しては、回答59件のうち、35.6%が「昇進する見込みが感じられない」、27.1%が「給与が低い、給与がなかなか増えない」を挙げている。中小企業については、回答50件のうち、34.0%が「給与が低い、給与がなかなか増えない」、24.0%が「希望する仕事につけない」と回答している。

 また、819人に対し、日本の生活の魅力を尋ねると約83%が魅力的と評価したものの、日本で働くことに関して魅力的と回答したのは約22%に留まった。

若手外国人材から見た日本企業の特徴

この連載を見る:
平成28年3月7日第3055号10面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。