【“過労死ゼロ”を実現するために】第16回 商慣行にも着目(トラックの長時間労働) 荷主とともに改善へ 今年度から実証実験を

2016.05.02 【労働新聞】

 前回は、パワーハラスメントの予防・解決について解説したが、今回は、とりわけ長時間労働が指摘されるトラック業界における荷主を巻き込んだ取組みについて解説する。

 すでに言及してきたとおり、長時間労働は過労死等の主な原因の1つであるが、長時間労働が生じている背景には、様ざまな商慣行が存在し、個々の企業における取組みのみでは改善が難しい場合もある。厚生労働省は、業界の特性に応じて、商慣行等にも着目しながら、関係団体・所管省庁と連携して長時間労働の削減に取り組んでいる。

1 トラック運送業における長時間労働と過労死等の状況

 商慣行と長時間労働の関係が問題となっている業界の1つにトラック運送業がある。…

筆者:厚生労働省労働基準局

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掲載 : 労働新聞 平成28年5月2日第3063号11面

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