【人的資本経営期のHR用語集】第143回 表彰制度 社員を“審査員”に 褒め合う風土醸成へ/木谷 宏
2025.09.04
【労働新聞】
懲戒含めて秩序維持へ
“昭和の人事管理”と“令和の人的資本経営”の違いは大きい。働かせ方から働き方へ、同質性から多様性へ、経済合理性から社会合理性へ、さらにストック人材からフロー人材へと枚挙に暇はないが、表彰制度も変化を余儀なくされている。社内表彰制度とは、従業員の貢献などに対して会社が公に報いる仕組みであり、個人やチームの意欲向上を目的とする。従来は長期勤続を前提とした永年勤続表彰が広く採用されていたが、最近はあまり聞かなくなった。
また一般に「表彰・懲戒」として、…
筆者:県立広島大学大学院 経営管理研究科 教授 木谷 宏
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令和7年9月8日第3512号12面 掲載