2025年9月配信の連載記事

2025.09.04 【労働新聞】
【持続可能な経営を実現する 未来へつなぐ賃金改善】第10回 評価と賃上げ 業務の難易度考慮を 等級や役職と掛け合わせ/津留 慶幸 NEW

数値化しにくい貢献も  本連載の過去回でもご紹介してきたとおり、賃上げ・ベースアップ(ベア)の手法には一律と属性別がある。属性別の例として年齢や職種、役職などを挙げてきたが、評価をこの属性の括りに含めるか、別の独立した括りとして扱うかはさまざまな考え方がある。  賃上げやベアに企業の戦略や方針を反映し、その結果として優秀な従業員に厚く配分……[続きを読む]

2025.09.04 【労働新聞】
【監督指導対応のイロハ―送検の実情まで―】第6回 送検状況 22%増え年間1000件 労基法関係が4割占める/淺野 綾子 NEW

労基署の積極的姿勢うかがえる  厚生労働省労働基準局は8月、労働基準法等に基づく監督業務実施状況を公表し、令和6年(1~12月)の各種監督の実施状況や送検事件状況などを明らかにした。厚労省は6年度の通知において、過去に重大・悪質な法違反が認められたが、遵法状況の定着が確認されず、同様の法違反を繰り返す事業場については「躊躇なく」送検すると……[続きを読む]

2025.09.04 【労働新聞】
【幅広い職種で実践が可能! 出来高給導入のススメ】第6回 不利益変更と同意の法理 合理的な理由が必要に 意見聴取のみで変更不可/向井 蘭 NEW

可能性があれば該当  出来高給の導入、とくに既存の固定給制度から移行する際には、慎重な検討を要する法的な課題が存在する。安易な導入は、深刻な労使紛争を引き起こしかねない。今回は、出来高給導入における最大のハードルである「就業規則の不利益変更」と、それを乗り越えるための「労働者の同意」について、裁判例を交えながら解説する。  固定給制度から……[続きを読む]

2025.09.04 【労働新聞】
【ピックアップ調査資料】若年層における仕事と育児の両立に関する意識調査(速報) NEW

7割が私生活両立を意識  全国の高校生、大学生、および若手社会人など、15~30歳の男女を対象に調査した。  若年層の66.6%が会社を選ぶときに、「仕事(キャリア)とプライベートの両立」を意識していると回答した。回答者の属性別にみると、学生では73.3%、社会人では61.9%となっている。  社会人においては、理想の働き方が実現した際に……[続きを読む]

2025.09.04 【労働新聞】
【人的資本経営期のHR用語集】第143回 表彰制度 社員を“審査員”に 褒め合う風土醸成へ/木谷 宏 NEW

懲戒含めて秩序維持へ  “昭和の人事管理”と“令和の人的資本経営”の違いは大きい。働かせ方から働き方へ、同質性から多様性へ、経済合理性から社会合理性へ、さらにストック人材からフロー人材へと枚挙に暇はないが、表彰制度も変化を余儀なくされている。社内表彰制度とは、従業員の貢献などに対して会社が公に報いる仕組みであり、個人やチームの意欲向上を目……[続きを読む]

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